家賃保証会社とは賃借人に連帯して保証する会社のこと

賃貸住宅の賃借人が負う家賃支払債務について、連帯して保証する会社のこと。

家賃保証会社の連帯保証責任は賃借人との保証委託契約によって成立します。

家賃保証会社の審査内容

委託契約の締結に当たっては、家賃保証会社が賃借人の家賃支払能力等について審査します。

家賃保証会社の保証範囲

契約が成立すれば、賃借人は保証料を支払い、家賃保証会社は、賃借人が家賃支払債務に関して不履行が生じた場合に賃借人に代わって代位弁済します。

この場合、代位弁済した家賃保証会社は賃借人に対する求償権を得ることとなります。

家賃保証ビジネスの広がり

家賃保証は、従来、連帯保証人によることが多かったが、保証人に予期しない負担を負わせる可能性があること、保証人を依頼することが難しいことなどから、それに代わって、家賃保証を業務とする営業(保証ビジネス)が広まりました。

家賃保証会社の登録制度

国土交通省は、家賃保証会社が登録するしくみ(家賃債務保証業者登録制度)を創設(2017年10月)しました。

登録した家賃保証会社は、保証業務の実施に当たって、契約前の重要な事項に関する説明・書面交付、賃借人毎の弁済履歴を記録した帳簿の備付け、受領した家賃等についての自己の財産との分別管理、暴力団員等への求償権の譲渡等の禁止などのルールを遵守しなければならないとされています。

保証会社を利用する場合、重要事項説明書に上記、登録番号が記載されます。

略語・同義語・関連語略語:保証会社
同義語:家賃保証会社
関連語:保証会社審査
このページのURLをコピーする

お探しのコンテンツを見つけられませんでした。検索をお試しください。