不動産売却の教科書9【総括】

誰もが考える「不動産を高く売りたい」という希望は阻害され続けている。このシリーズではこの真髄について、成約価格を跳ね上げる為の理論とその各手法を可能な限り紹介する。第九回目の今回は、これまでこのシリーズで解説してきたノウハウの活用注意点やまとめとさせて頂き総括とさせて頂く。

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誰もが考える「不動産を高く売りたい」という希望は阻害され続けている。

このシリーズではこの真髄について、成約価格を跳ね上げる為の理論とその各手法を可能な限り紹介する。

前回までの内容をご覧になっていない方は、下記よりご確認頂きたい。

第九回目の今回は、これまでこのシリーズで解説してきたノウハウの活用注意点やまとめとさせて頂き総括とさせて頂く。


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不動産売却の教科書シリーズまとめ

不動産を可能な限り高く売りたいと願う不動産オーナーのニーズに答える為、様々な情報が飛び交うが実態を本当に理解して発信されているものが極めて少ない。


不動産売却の3種類のハードル

一般の方にとって不動産売却を検討した際に大きく3つのハードルがあること、その問題点が複雑に絡み合い、一般に認識されがたくなっていることをシリーズの前半で解説した。

以下のものである。


物件そのものの適切な措置

過去につくられた、または誕生した物件が現行の法規制にそぐわない場合、可能であれば調整し、各種法令に適合する物件へと改善したい。

しかし、この改善する工程、協力者への依頼がむずかしい事。


販売はおまかせ

問題はここに大きな原因をもつが、物件を魅力あるものにすることや売却値を上げる為の工夫の内、どうしても所有者である貴方の協力も必要である点を述べた。

多くの場合、この協力体制が無いため、依頼を受けた業者も大した施策も施せないでいること。


売却依頼先の選別が極めて難しい

様々なところで語られているが、囲い込みをはじめとする不動産業界の問題点。

極めて非人道的と言ってもよい手法がとられることも多く、そしてこれは今後も改善される可能性は殆どないであろう予想。

成果報酬であることや見えにくい部分であるが故に依頼者にとって極めて難しい選択となっている。


当シリーズで解説してきたこと

各種問題を整理し、依頼者としてどのような動きをとり、希望である高値売却成約へとつなげるか。

後半では物件の魅力を向上させる具体的な方法やカギとなる制度なども合わせ紹介したのがこのシリーズである。


不動産を高値で売る大枠の条件は2つ

第一回では、高値で成約される大きな条件は2つあり、その具体的な内容と取るべき手段の方向性を解説した。

その条件は一つは物件の美しさ・魅力。次に買いやすさである。


取るべき作業のハードル

高値売却の成約につながる道は物件により大枠で2つの改善、手段があると上記でも触れた。その具体的なハードルについて何が問題なのかを第二回で解説した。


業界の問題点

不動産売却において、いづれかの業者と協力して販売活動を行う事になるが、この依頼する先を決めるまでに一般の方にとって大きな落とし穴がある。

漠然とその不安を抱えている方、ひどい目にあったという方もいるだろう。

この業界の大きな問題にふれつつ、皆様がこの罠の波にのまれないように解説した。


情報収集の際の大きな罠

不動産会社にいきなり声をかけるのは当然誰でも怖いだろう。現在は何をするにもまずネットで情報収集を行う。

しかし、事、不動産の売却を検討した際に情報収集すると目にすることになる一括査定サイトや各情報が正直なところかなり意図された不味い認識を持つに至らせる可能性は高い。

第四回目ではこのもしかしたら最も大きな罠かもしれない一括査定サイトやネットにあふれる情報について解説した。


主導的な解決策

第4回までで様々な問題やそれに対する対応策などを示しすすめてきたが、第5回からはいよいよ具体的な行動指針や問題解決法を明示した。

この回では主に依頼者となる貴方自身が主軸(指揮)をとって高値売却を成功させる方法について解説した。


協力的な解決策

第6回では、我々プロに協力的なパートナーとなってもらう為の具体的な方法、そして提案方法などを解説した。

たった一つの提案と貴方との関係性一つで不動産の成約価格は跳ね上がる。


物件の価格を上げる具体的な方法

第7回では、不動産売却活動をする方は全ての方が取り組むべき具体的な方法を各項目を上げ進めた(約40項目)、一つ一つの行動で大きな効果がでる。

これを知って行動する場合とそうでない場合では1~2割は最低でも価格に影響するだろう。


高値売却の高等テクニック

第8回では玄人向け、業者は一定以上の投資家が実践する売却価格を大きくあげる手法について解説した。

一般は、パートナーとなる業者との協力体制が敷けるか否かが鍵ではあるが、実践不可能というわけではないだろう。

取れそうな手段がある場合はよく相談してみよう。

販売する為に必要な準備、遵法性を確保し、物件そのものを売りやすい、買手にとって買いやすい物件に仕上げる方法をとれるか否かは、不動産オーナーに託されているという現状がある。

非常に大変な作業ではあるが、その差額は売主となる本人が労力を払ってでも行う価値のある(価格差を生む)ことから実現への道、手順を示した。

11の準備、そして各項目で上げた66の準備・技術を合わせ77項目としてまとめた。
 


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不動産売却の教科書シリーズあとがき

当シリーズは他のシリーズと異なり、投資家のみならず一般の不動産売却希望者の方にもご覧頂くべき内容であった為、各回のボリュームを少なめに読みやすさを意識した。

何かと批判的な目で見られやすい不動産業界であるが、この売却問題については如何しがたい部分もある。

そして、私が考える最も大きな問題点は、不動産は資産だといいつつ、あまりに無頓着に売約する人々が多すぎるという点だ。

自身の大切な資産を現金化するという行為において買手となる顧客に目を向け、素晴らしい「商品」として売却しようという意識は現在の住宅市場にも個人主体の5億未満の投資市場にもない。

高く売る事が不動産オーナーの利益をもたらすが、買手の事を考えずに売れる程易くはない。

大切な財産の価値を高める、という事は多くの貨幣に変えられる力である。

資産は実際に現金にできなければ資産では決してない。

このシリーズで解説してきた事をうまく活用し折角のご資産を上手く活用頂きたい。
 


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投稿者:Kishin Inc.編集部

当社はカフェと不動産の並列店です。店内でゆったりとお過ごしいただくことを大切に地域の皆様に愛され大切にされるようなお店を目指しています。また、地域の住宅の他、東京23区・多摩地区を中心に事業(投資)用物件の取り扱いもしております。 [@Kishin_inc ]

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