Café e immobiliare をいつもご利用頂きありがとうございます!
当店もオープンして一か月が経とうとしており、お陰様で初めてのご利用のお客様に加えて再来店のお客様が増えて参りました。
時間帯によってはいい感じの喫茶店感もでてくるようになり店主としてはオープン当初よりワンランク好ましいお店の雰囲気になりつつあるように感じております。
さて、当店の様々ある目標の中でも少しも早く達成し、確立したいお店の在り方は「店内でゆったりとお過ごしいただくことを大切に皆様に愛され大切にされるようなお店」です。
端的に申し上げますと、好ましい喫茶店、イメージはイタリアのバール的なご利用ができ、過ごしやすく使いやすい喫茶店を目指しています。
そうした考えのもとお店を開いております為、オープンしてまもなく一か月ということもありスタッフもかなりオペレーションに慣れてきたものですから、よりご利用を頂きやすいようにオープン前より検討しておりました2つのサービスプランを解禁し、本記事後半にて簡単にご紹介させて頂きたいと思います。
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バール(コーヒー店・喫茶)の利用シーン
バールといえば、イタリアですが彼らのコーヒー好きは日本人の比ではありません。
誰もがご自宅近く・職場近くにそれぞれお気に入りのバール(コーヒー店)を持ち、朝はお気に入りのバリスタが作るカプチーノやラテを一杯飲んでから出社、仕事の合間にエスプレッソという利用の仕方をするのだそうです。
その為、バールは朝は出社前のなじみのお客様に超特急で美味しいコーヒーを出す必要があり、エスプレッソ(以前も触れましたがエスプレッソは抽出法です)が生み出されたのだとか。
バールは時間ごとに姿を変え、朝はコーヒーを中心に抽出し、一人客に提供する形がメインとなり、お昼は食事も提供する形(カフェ・リストランテ)、アフターヌーンは様々なエスプレッソを使った(日本人の感覚ではデザート感覚のコーヒー)ドリンクや簡単なクッキーやお菓子等を提供します。
夜はお酒も出すので、さながら皆様がイメージするBAR的な要素が加わり、結構オールマイティーな役どころを担います。
日本では、カフェが上陸してから早一世紀以上がたちますが、当初有名なカフェーライオン等を始め、カフェ店が日本独自となる女給を使い始め、ちょっと風俗チックな流れが入り乱れ(現在の様々な風俗店の発祥という説もあります)だといわれています。
上記と区別する為、純粋なカフェを表現する「純喫茶」なる看板を掲げるお店が現れ、今我々がイメージする喫茶店のイメージにしたお店も定着していきました。
80年代頃、こだわりのコーヒーを持たないコーヒー店は廃れていき、一時カフェは衰退しかけましたが、現在はコーヒーに限らない様々な固有の特徴を全面に喫茶要素を高めたお店が広まり私たちの「カフェ」のイメージそのものも、個々それぞれという感じになってきているようです。
カフェー・ライオン | カフェー・ライオン(Café Lion)は、かつて存在した日本の飲食店である。カフェー・プランタンと同じ1911年(明治44年)に開業し、銀座を代表するカフェーと言われた。… |
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カフェの呼び名が多用され、逆に喫茶店というとこだわりのコーヒーを出す、オールドファッション(レトロ)な雰囲気を醸し出しているお店をイメージするかもしれません。
呼び名とイメージが逆という不思議。面白いですね!
余談ですが上記の説明でわかるように実は喫茶店よりカフェの方が早く普及したのですね。
余談がかなり長くなりましたが、先のイタリアのバールに戻り。
バールと私たちがイメージする利用しやすい喫茶店は当店Café e immobiliare的にはすごく近いように思うわけです。
そんなわけで、もともとバールが持つ特性も大切に、お一人様が気軽に使えて、尚且つちょっとカッコよく使え、友達同士で利用する場合には歓談所として使いやすいそんな場所となるようにお店作りをしていきたい考えでおります。
コーヒーの抽出による特徴
イタリアでカフェ(カッフェ)といえばエスプレッソですが、日本人にとってはハンドドリップが主流であり、多くの方にとってはエスプレッソとコーヒーのイメージは別物かもしれません。
当店では、ハンドドリップ、サイフォン、エスプレッソと3つの抽出法を使いそれぞれに合ったコーヒーの提供をしておりますので、嗜みというタイトルでもありますし、簡単な特徴と説明をそえさせて頂きます。
ハンドドリップ(浸透式)の特徴
ハンドドリップはメジャーなコーヒーの抽出方法で、フィルターを濾すことでコーヒー粉の美味しいところを上手く抽出し、雑味等を遮断します。
ハンドドリップには、ペーパードリップやネルドリップ、様々なスタイルがあり、また蒸らしやリンスといった技法も存在します。
その為、ハンドドリップは抽出手による技量の差がでやすい抽出法になります為、当店ではエプロンスタッフによる抽出は、後述するサイフォン式での抽出に限らせていただいております。
ペーパードリップは、コーヒーが持つ香りを引き立て、雑味を遮断するものですから旨味があり切れのあるコーヒーに仕上がります。
ネルドリップは繊維が緩く、コーヒーの油分が抽出されやすいため、口当たりが滑らかでボディがしっかりとした味になりやすいですが、当店ではサイフォン式も併用していることからペーパードリップ式を利用しています。
サイフォン式(浸漬式)の特徴
サイフォン式コーヒーは、ドリップ式のコーヒーと比べると、やわらかく(なめらかでまろやか?)な味わいになりやすく、香り、風味、味が安定したコーヒーを淹れれることができるという点が特徴です。
試験管のような機械で作りますので抽出中は御覧になると喜ぶ方も多く、見ごたえもあるのですが実は抽出手による仕上がりに差ができにくいという優れた特徴がございます。
その為、当店ではエプロンスタッフの抽出はサイフォン式とさせて頂いております。
但し、アメリカンはハンドドリップ式(を正式にはさします)に限らせて頂いております。
エスプレッソ式の特徴
エスプレッソは、比較的深入りのコーヒー豆を対象に高圧力(9気圧以上が好ましいといわれています)でコーヒーを抽出するイタリア発祥の抽出法です。
エスプレッソは圧力をかけて抽出するため、成分が多くお湯に染み出し濃厚な味わいになります。 苦味は強いものの、コーヒー本来の味が楽しめて、量に対してのカフェインは少なめといわれています。 また、表面には「クレマ」と呼ばれる泡が浮いているのが特徴です。
コーヒーの旨味・風味・オイルがベストとされる約25~30ccを指し、通常エスプレッソといいます。ちなみにその半分の量(より濃縮された旨味を抽出したコーヒー)をリストレット、30ccを超えて抽出し、あえて雑味などが発生してくるまで抽出し続けるコーヒーをルンゴといいいます。
実は、抽出手による仕上がりの差が極めて大きく、コーヒー本来がもつおいしさを100点としてみると素人が抽出した場合、20~30点程の味になると言われる程に技術差が反映されてしまう抽出法でもあります。
その為、当店では優れたフルオート抽出機能をもつマシーンで通常抽出し(最低ライン85点以上を確保します)、エプロンスタッフによる抽出はこのフルオート抽出に限らせていただいております。
後述しますが、カウンター席限定メニューの中ではマニュアルでの抽出でしか提供できないメニューがございます為、これらメニューでは店主によるマニュアル抽出にてご提供させて頂きます。
日本はハンドドリップ主流の為かブラック派が多い!?
ハンドドリップは、焙煎度の浅い豆から深入り迄様々なコーヒーを抽出する為、特に日本ではおなじみの「アメリカン」(浅煎り豆使用)等、ブラックでも飲みやすいコーヒーが人気があるように思われます。
当店でもご利用のお客様の数に比べ、砂糖やミルクの消費が非常に少なくブラックでお召しになる方が多いのだなと感じています。
ちなみに私もハンドドリップにて抽出したコーヒーはブラック派です。
エスプレッソは甘くするのがおすすめ
ハンドドリップ式が主流の日本だからこそかもしれませんが、エスプレッソをブラックで飲もうとする方が多いと言われております。
ご本人様がそれが好みである場合にはもちろんそれでよいのですが、エスプレッソは砂糖をしっかり導入して、クレマを壊さないようにやさしく混ぜてから飲み、カップの底に残る砂糖をスプーンですくって食べるようにして嗜みます。
コーヒーの苦みと砂糖の甘みを楽しむ飲み方が一般的でおすすめです。
エスプレッソ抽出の特徴でも触れましたが、エスプレッソで抽出されるコーヒー豆は通常かなりの深入りで、且つ高圧で抽出するエスプレッソは濃厚です為、パンチがきいております。
苦みが強いからこそ、甘みを加えてコーヒーの旨味・苦みと甘みのコラボレーションを楽しむ飲み方を是非お試しいただければとご提案いたします。
ご利用シーンに合わせた新メニュー
一つは、カウンター席ご利用のお客様限定メニューの解禁。そしてもう一つはアフターヌーンティ的な利用をお求めの方向けに主にテーブル席用としての甘味お菓子の詰め合わせです。
カウンター席限定ドリンクメニュー

正直、かっこよく一人で本物のカフェを楽しめるお店というのはあまりありませんし、BARのイメージを持つ方も多いでしょうか。
カッコよくいきましょう。そんなカウンターにしたいと思います。
アフターヌーンティ用追加メニュー
・甘味お菓子の詰め合わせ(M:1~2人用):300円
・甘味お菓子の詰め合わせ(L:3~4人用):600円
西洋の貴族文化、古より発展し続けたティー文化は日本に広く普及しているものと思います。ティーといえばお菓子。当店ではデザートも用意しておりますが、ちょっとティーを飲みながら簡単なお菓子があれば十分というケースがかなり多いのも事実です。
ティーでもコーヒーでも皆でテーブルを囲う際にはお菓子があると話は弾みますよね。
ということで用意させて頂きました!
コーヒー一杯のご利用からお食事、アフターヌーンティー的な利用まで、是非当店Café e immobiliare をご利用くださいませ!
ご来店、お待ちしております!
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